「そろそろ会社辞めようかな」と思っている人に一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか。

著者の山口揚平さんは、株式会社ブルーマーリーンパートナーズブルーマーリンパートナーズ - 上場企業の資本政策・事業戦略・IRコンサルティングのブルーマーリンパートナーズというコンサル会社を経営されていて、以前出版されたデューデリジェンスの本は、金融業界で働く者として常に会社のデスクに並べていた本でした。

デューデリジェンスのプロが教える 企業分析力養成講座

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その山口さんが、新書を出されたと、内藤忍さんのブログ就活するより、自分のマスターに「弟子入り志願」するという発想 - 内藤忍の公式ブログで知り、即購入しました。





私は、出身が東京ではなく、将来住みたい場所から現在働いている会社へは通勤できる環境にないので、いつか勤めている企業を退職・独立する時期が来るかもしれないなあと常に感じています。
それでは、退職・独立した後、どんな商売をしたらいいの?と悩むとおもいます。

そこで退職後、独立することを前提とした計画をご紹介したいと思います。


1. 潜伏時代(2〜5年)
 いきなり起業するのは無理ですから、丁稚として社会で揉まれる時期が必要で、それが確実にその後の成功体験の原体験になります。
 山口さんも、上記で紹介した内藤忍さんも仰っていますが、この時期に弟子入りするありだと思います。

2.独立時代(1〜3年)
 ・知人の紹介で仕事が舞い込む。
 ・副業的収入が100万円程度入ってくる。
 →でも、これは「ご祝儀」案件で長く続くかない。

3.起業時代(1〜3年)
 ・核となる商品、プロフィットモデルが出来る。
 ・開発/総務/営業/生産ラインが分かれる。
 ・人との別れもあるのがこの頃。


(最後に)
山口さんはこう言っておられます。
Googleを使って出会えない人はいない」、と。
しかし、私は少し違う視点で申し上げます。
Facebookを使って出会えない人はいない」と思っています

起業、独立を考えておられる方にはおすすめの1冊です。